用途に合わせて、確実に機能するウェアを設計します。

必要な性能は、用途から。

どんな場面で使われるのか。
その前提が決まるだけで、必要な仕様は自然と整理されていきます。

使われる場所の温度差、
動作の多さ、
洗濯頻度や耐久基準、
あるいは長期保管が前提になるケース。

用途が変われば、求められる性能も変わります。
Tocottiは、その違いを踏まえて設計するOEM/ODMです。

まだ用途が固まりきっていない段階でも問題はありません。
「どういう場面を想定しているのか」
その方向性さえ伺えれば、いくつかの選択肢を並べて、
適した形へ整えていきます。

防災・公共用途にも、福祉・医療・保育・PB商品にも。
用途の曖昧な初期段階から、進められる設計体制です。


用途によって変わる“性能の基準”

Resilience(耐性)と Performance(快適性)。
同じウェアでも、基準となる要素は用途によって大きく異なります。

  • 温度差の大きい環境に対応できるか
  • 動作が多い業務で負担を減らせるか
  • 長時間着用・連続使用に耐えるか
  • 洗濯による劣化への強さ
  • 長期保管が前提となるか
  • 商品として差別化しやすいか
  • 供給体制が安定しているか

どれが正解、ではありません。
その用途に合わせて、必要な性能を選び取ること。
それが企画の基準になります。


設計アプローチ(OEM/ODMの進め方)

Tocottiでは、“言われた仕様を作る”のではなく、
用途の理解から設計するOEM/ODM を重視しています。

  • 用途ヒアリング
  • 基準となる要件の整理
  • 素材選定(リカバリー系を含む幅広い機能素材)
  • 動作量に合わせた構造設計
  • パターン・縫製仕様の最適化
  • 国内/海外工場の選定
  • 品質基準の設定
  • ロット・原価・納期の調整

企画内容を、実際の製品へ落とし込むプロセスを
一緒に組み立てながら進めます。


Resilience用途(防災・行政・公共)

災害時に求められるウェアは、
通常の業務用ウェアとは異なる基準が必要になります。

  • 体温変動を抑える素材か
  • 長期保管で劣化しにくいか
  • 軽さ・動きやすさが確保されているか
  • 寒暖差の大きい地域でも対応できるか
  • コストと性能のバランスは最適か

地域や用途によって条件が変わるため、
「これが正解」と決めつけず、
いくつかの方向性を踏まえて設計します。

行政調達・公共用途で必要となる
“後戻りしにくい設計”にも対応しています。


Performance用途(介護・保育・医療・PB商品)

日常動作が多いカテゴリーでは、
どの動作が中心になるかが性能の基準を決めます。

  • 腕の上げ下げの多さ
  • 屈む動作の頻度
  • 温度差のあるフロアを行き来するか
  • 長時間の立ち仕事になるか
  • 連続使用を前提とするか
  • 洗濯回数が多いか

業務内容を伺いながら、
負担を減らし、長く使える仕様へ整えます。

PB商品として企画する場合には、
差別化しやすく、説明しやすい要素
を優先して設計することも可能です。


リカバリー素材を含む、機能素材の選定について

Tocottiでは、
用途に合わせて機能素材の“どれを採用すべきか”を整理し、
最適な組み合わせをご提案します。

吸水速乾、抗菌防臭、撥水、遮熱、ストレッチ、
そしてリカバリー系素材など。

素材の種類を並べるのではなく、
用途に合うものを選定して組み合わせることに価値があります。

科学的な訴求が必要な場合も、
日常的な快適性を重視する場合も、
企画の方向性に合わせて最適化できます。


企画段階から相談できる体制

  • 用途が固まっていなくても相談できる
  • 企画内容を一緒に整理するプロセス
  • 複数の仕様案の提示が可能
  • 生産背景を踏まえて安定供給まで設計
  • OEM/ODMの両体制で進行可能

“何を作るか”よりも先に、
“どう使われるか”を共有すること
そこからプロジェクトを始められるOEMです。


対応マーケット

  • 防災・行政
  • 公共ユニフォーム
  • 介護・福祉
  • 保育
  • 医療・ヘルスケア
  • PB商品(ドラッグストア/量販/EC)
  • ロジスティクス関連

幅広いマーケットそれぞれで異なる要件を整理し、
適した方向性を提案していきます。


Closing Statement

用途の理解から始めること。
それが、TocottiのResilience & Performance Wearの考え方です。

企画段階でも、イメージだけでも構いません。
必要な性能を、確実に形にしていきます。

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